今日授業で学んだ内容をまとめたいと思います(o・∀・o)


日比翁助(ひび おうすけ)  1860年 - 1931年

日本で初めの百貨店「三越」を建てた人です。

1914(大正3)年に建設されました


武家に生まれた翁助は「士魂商才」といって、武士の魂を生涯大切にし、

福沢諭吉を師とし、「利より義」を大切にした

つまり、利益よりも義理や、人の心を大切にしました



幕末~大正まで生きた翁助ですが、

明治になり「呉服店」に勤めます

今で言う「ショップ店員」ですね!


当時の服屋って衰退してたらしいです

「座売り」という当時のシステムは店に入ったら

何か買わないといけない空気間があったみたいです

従業員のストライキもあったみたいです


そんな中、翁助はヨーロッパのデパートに衝撃を受けます

自ら学ぶため、翁助はヨーロッパへ見学に行きます。


そこで、現地の「ハロッズ」というデパートのオーナーが

あれこれ親切に教えてくれました。色々話した中でも、

「デパートは買い物するだけの場所ではなく、着た人が楽しめる物であるべきだ」

という言葉が翁助の心には響きました


翁助は今ある呉服店を「近代化」させ、デパートにする事を決意しました


翁助は業務を丸一日休業し、従業員の運動会を開きました

これからの発展のために指揮を高めようと考えたからです。

利より義。一日の営業の損失よりも、現場の意識改革を優先したんですね


翁助は事業で得た利益の3割を給料にすると決めました

更に、能力性を導入したり、社員に株を与えたり、

従業員の方を向いた経営姿勢がうかがえます


ここ最近は日本でも、企業は利益を上げるだけでなく、

企業活動を通して社会貢献する必要がある。という考えが重視されています

翁助は明治の時代にも関わらず、この企業倫理を実施しているのです。



その内の一つが少年音楽隊をつくったことです。

西洋音楽という文化を通して、人々の心を豊かにしました

翁助の客の方を向いた経営姿勢がうかがえます



そしてついに

東京の日本橋に鉄筋5階建ての日本初近代デパートが建ちました

当時は百貨店という言葉がなく、お客にこう尋ねられました。

「デパートメントストア」ってなんですか

その問いに、翁助は「社会公衆の商店」と答えました。

常にお客や従業員に目を向けていた翁助らしい答えですね



さて、今日勉強した翁助の話はこの辺で終わりなんですが、

商学的に言うとデパートの登場は「公共の空間の創造」と

「商品消費の主導権を消費者に与えた」という意義があります


少し難しいですか?(;´・ω・)スミマセン・・・

私達が翁助から学べる事はなんでしょうか?

利益よりも大事にすべき物があるという事ですね。

誇り無くして利益無し。生涯「武士の魂」を貫いた翁助

僕も少し見習って何かを貫ける人になりたいです(^O^)/



では、今日はこのへんでさようならッ!

グッo(´・з・`)ノ))バァーイ